実践的八正道

八正道の第七が、正念でその英語訳が、

mindfulnessマインドフルネスである
ことは、藤田一照さんに教わりました。

八正道は悟りを開いた
お釈迦様が、
悟りを開くための実践法を
教えたものと言われます。


もとは、パーリ-語で語られ、
それがサンスクリットで記録され、
中国語に翻訳され、
さらに日本に伝わったのですが
その頃には、
宗教の教えとして、神秘的なものになってしまって
わかりにくく、なっているようです。

それであれば、むしろ、
英語でどのように、翻訳されているかのほうが
わかりやすいかもしれない
マインドフルネス以外はどう訳されていたのか
調べてみました。

正見  Right View
正思惟 Right Intention
正語  Right Speech
正業   Right Action
正命  Right Livelihood
正精進 Right Effort
正念  Right Mindfulness
正定  Right Concentration

このように並べてみると

主観・・自分の心をどう扱うか・・を

 1正見2正思惟7正念8正定

主体性・・どのように世界に働きかけるかを

 3正語4正業5正命6正精進

と分けて、説いていると考えられます。

仏教の修行・・悟りを得る方法は、

普通、出家してお坊さんになり、

座禅を何十年模することのように思われますが

八正道を素直に読めば、

View        物事を正しく見る
Intention   それにしたがって、固定的な欲に固まらないようにして

Speech      言葉の扱いに注意し
action      固定的な欲に固まらない実行として
            殺し、盗み、女犯と云う、他人を暴力で支配しようとせず
Livelihood  人を傷つけない真面目な仕事をし

Mindfulness  注意を、外に振り回されず
Concentration集中力を向上させる

と読むことができます。

つまり、

日常の生活の中でも、

悟りに至る修行ができる
ということです。

そして全ての基本・始まりが

正しく世界を見るということ、

苦集滅道と
中道です。

苦集滅道も現代風・・筆者流に表現すれば

世の中には常に問題が発生し
問題には原因があり
原因を解決すれば
問題も解決する・・という、PDCAを回すことによく似ていて

中道もまた

世の中の全ては物質であるという、定見と
世の中の全ては観念であるという、断見という
2つの通った考えがあるがそれを、二辺という。
二辺のどちらにも偏らず、世界の実相をとらえる
事ができるのが、中道である。
中道は、唯物論と唯心論の中間を摂る二元論ではなく

素粒子が原子、分子、アミノ酸、タンパク質、細胞・・
と組み合わさり代謝する、

現象が形をなすが、其の形を維持するために、
部分が代謝すると言う考え方です。

つまり現代の言葉でいえば

複雑系や非線形の考え方です。


次回、この仏教の根本的な考え方を
どう日常に
活かすか考えてみましょう。

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