東北楽天が日本一になりました。
前日160球を投げ、敗戦投手になった、田中が
9回のマウンドに登った時は球場全体が震えたようでした。
きっと心が一つになったのでしょう。
西田幾多郎と鈴木大拙の先生だった、北条という数学者も
日本に伝わったばっかりの、野球が好きだったそうです。
どうも、昔の偉い人にこだわると、話がややこしくなるのですが、
昔の人だって、偉い人だって、面白いものは面白い
日々の日常を送っていたのですよね。
さて、心を広くというのは仕事に不可欠なことだと思うのです。
みなさんも、現在やるべき仕事に直面していることでしょう。
それがどんな仕事であれ、大きなプロジェクトでも、
庭の掃除でも何かの、障害物があるでしょう。
知能とは、合理的な(つまり真実にのっとった)ルールにもとづいて
意思決定をすることにより、障害を乗り越えて 目的を達成する能力といわれます。
目的を持ったときに、障害が見え、場合によってはそれを「敵」と呼びます。
目的のこと、目標のことを真剣に考えると、他のことが考えられなくなります。
ある意味では、視野が狭くなるのです。
そのため、今まで、友人であったはずの人が、敵になることだってあるのです。
ですから、
全ての、物事は、相互に関連し、つながっているという事実に即して、
物事を広く捉える観点も必要になるのです。
普通の商取引では、売り手と、買い手は利害が対立していると考えられています。
セールスの現場では、売れば勝ち、断られれば負けという感じの日常です。
売ることに、意識が集中するあまり、自分の利益の事ばかり考えるのが当たり前になり、
個人としては、公平で、思いやりのある人でも会社のためなら、
人を傷つけても、『仕方がない』と思うようにさえなります。
『仕事ですから』
私にも、覚えがあります。
20台の後半から30台の前半、
ブリタニカで、日本一のオフィス売り上げを上げ
上司を、デビジョンMGR(地域のマネージャー)からNSM(日本全体の統括者)
にしようというときは、(全国制覇です)
タダ、売り上げを伸ばすことにのみ、集中し、
脱落していく仲間のことは、目に入りませんでした。
交渉とは価値の交換であり、双方ともに利益になる。
このことを本当に実現するために、次元展開という考えが必要だと思うのです。
次元というと、わざと話をややこしくしていると、思われるかも知れませんが
私は、日常の交渉でそのことを常に考えますし、みなさんも、きっとやっています。
例えば、何か買い物をするとき、売り手はなるべく高く売りたい
買い手はなるべく安く買いたい
100円を110円にするか、90円にするか、一つの線の上で綱引きを
しているような、状態です。
これが一直線上だけを考える一次元の思考です。
でも本当に、少しでも高く売ったらそのほうが、利益でしょうか
感情的に、とか道義的にとかではなく、経済にも・・
あそこは高く売りつける、と、周りの評判が悪くなり、
次の顧客を集めるコストがかかる。
継続する取引の中で、問題が起きれば、高く売ったのだから当然、
メンテナンスもでサービスを要求される・・
少しでも安く買ったら本当に利益になるでしょうか、
メンテナンスは期待できない。
扱いは雑になり、使いこなす工夫もしない。
・・稼働率は悪くなる・・
双方ともにプラスになるということは5+5=6+7ということです。
計算が合いませんね、
どこかよそから、3持ってくるのでしょうか?
組み合わせ方をかえるのです。足し算から掛け算に
5×5だと25になります。
一直線の上で、ポイントを右か左かと押し合うのではなく垂直の方向を考えてみる、
これで2次元になります。
双方で今後ともに、得るべき利益を考える・・
みなさんも、きっと、自然にやっているはずです。
おそらく大切な取引先や、家族や親友とは。
それをたまにではなく、いつもできるように誰に対してもできるように
線から、面だけではなく、さらに
立体に、時空に展開したいのです。
次回はそれを人間の意識と関連して考えます。

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