2023-05

その他

金力悪用の実例

渋沢は語ります。御用商人というと、悪者という印象があります。自分の知る限り、それなりの資力もあり、よく道理をわきまえていて、面目を重んじ、信用を大切にします。このような人間は必ず是非善悪の判断に迷わないはずですから。仮に官符の人から多少いか...
心理学

論語と算盤 part32 罪は金銭にあらず

渋沢は言います。もちろん金銭は尊いものではあるが、またすこぶる卑しいものでもある。昭憲皇太后の持つ人の、心によりて 宝とも仇ともなるは黄金なりけりは、そのへんを鮮やかに表していますが、中国の古典では、金銭を卑しむ風が盛んであるように思われま...
歴史

505 論語と算盤 part31 防貧の第一要義

「慈善事業」と今なら言うところを渋沢は「救貧事業」と呼びました。「人道上、経済上、行うべきことだが、 今日に至っては政治上も行うべき」「英国の如きは300年に渡る努力で今日僅かに整備」「なるべく直接保護を避けて、防貧の方法を講じたい」「いか...
経済

経済と道徳

渋沢栄一は500をこす企業の創業を支援しましたが、その一つに今の、株式会社IHI、旧、石川島播磨重工業があります。日本の開国に、ペリーの黒船が、大きなきっかけだったのは言うまでもありませんが、その黒船を日本でも作ろうという試みが、幕府により...
哲学

孔子の金銭感

従来儒教を学ぶものが最も誤解していたのが、孔子の金銭に対する考え方だと渋沢はいいます。「論語20編をくまなく読んでも、 仁者となるためには富を捨てよ などと書いていない」「富と貴きは人の欲する所なり、 道を以てせず得れば処らざるなり、 貧と...