今週は、日本経済新聞からの転載です。
私の考えていることの一つの答えだと思います。
2006年のNobel平和賞受賞者 Muhammad Yunus博士(1940-)
現在の経済システムの設計は間違っている。
人々が協力するのではなく、対立し分裂するシステムだ。
誰もが他者より多くを得ようとする結果、富が偏在・集中する。
富を得れば権力が強くなるシステムだ。
最終的には一握りの人が世界中の富と権力を独占してしまう。
富を分かち合う形に経済システムを再設計すべきだ。
分かち合い、貧困・失業・炭酸ガスを夫々ゼロにすることを目指す。
我々はMicroCreditで、銀行システムに挑戦した。
銀行システムは金持に,金を与える設計だ。
金の無い人に金を与えねばならぬ。
Grameen銀行が貸し出した農村の女性は、$5や$10を借りるとみな事業を立ち上げた。
彼女達は求職者ではなく起業家なのだと気付いた。
それが人間本来の姿なのだ。就職は上司に仕える奴隷制度で、
そこから創造性は生まれない。今は選ばれた起業家のみに金が回る。
地球上の全人口に金を回して夫々起業して貰うべきだ。
経済学は、人は利己的な存在だと定義している。それが間違いだ。
利己的な面もあるが無私の心もある。
金儲けを目的としない社会的企業が活躍すれば、社会問題・環境問題・水問題を
解決できる。それは不可能と言う人も居るが、私はその道を選んできたし、
今後もそこに注力する。
社会的企業は慈善事業とは異なる。事業を行って社会問題を解決する。
どの国でも、政府による生活支援は機能していない。
「お金を上げるから何もするな」と言って人の創造性を殺している。
社会的企業が浸透して一人一人が創造性を発揮すれば、
経済は活性化する。
<概要終わり>


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