武田 吉康

論語

論語と算盤 論語とは

渋沢の論語と算盤の解説を続けてきましたが、ふと思うと、論語そのものの紹介をしていませんでした。もちろん、論語は誰でも知っていると思いますが、世に「論語読みの論語知らず」という言葉もあります。渋沢は、生涯この論語を研究し、その内容を自分の生き...
論語

論語と算盤 人格の標準

人は平等で、みな等しくチャンスがあるのだから、その能力は結果によってはかられると、民主主義の社会では信じられています。しかし、人間は、その姿形は人間でも、放っておいて、自然に成長すれば、人間になるわけではありません。犬や、猫なら、自然に大人...
論語

論語と算盤 人格と修養 楽翁公の幼時

渋沢は、楽翁公すなわち、吉宗の孫、老中松平定信を尊敬していたらしい。論語と算盤の、人格と修養の最初にこの節があります。いわく、松平家の秘書となっている「発雲筆録」という、ご自筆により、いささか公のご幼時における一端をうかがうとともに、人格精...
論語

論語と算盤 郭清の急務たるゆえん

渋沢によると明治になり、大いに実務教育は進んだが、道徳教育は置き去りになった。俄分限が出る。僥倖で大富を得るものもあり、われも、われもと、金儲けに走る。そのため、必然的に腐敗、汚濁の世の中となる。郭清の急務であることは言うまでもないが、郭清...
文化

論語と算盤 発展の一大要素

明治から大正となった頃、日本もよく欧米に肩を並べるほど文明開化したのだから、これ以上の拡大発展を考えるのではなく、安定充実を考えるべきという議論もあったようです。しかし、渋沢は言います。小成に甘んじることなく、海外に飛躍すべしと。但し、気を...
歴史

論語と算盤 真正なる文明

渋沢はいいます。文明国は、制度や、設備が整っていることも大事だが、これを処理する人の知識能力がそれに伴わなければ真正の文明国とは言われぬ。更に財政だけでは不十分、文明の治具(内治にも、陸海軍を整える外交にも)に、国費を支出せねばならぬ。しか...
営業

営業とはなんだろうか

営業とは、業を営むということです。人間は大昔から商売をしてきました。しかし、商売については、不正直な印象がつきまといます。シェイクスピアのユダヤの商人にあるように、商売をする人は、金の亡者のように思われてきました。英語でセールストークという...
営業

営業の基礎…表現力part2

「わかりやすい」ということは、共感を得るためには重要なことです。「わかる」というのは、すでに、わかっていることと、同じことだと理解することです。人は、なかなか、新しい考えを受け入れません。人に説得されても、それは人の意見であって、ほとんどの...
営業

営業の基礎…表現力

営業に基礎力があるということについて話してきましたが、理解力、商品知識、ときて、最後は表現力となります。YES BUT ではなく YES ANDだとか「二者択一話法」「質問話法」など、長い歴史の中で、多くの表現力が磨かれてきましたが、私は、...
営業

営業の基礎 商品知識part4

認知学習理論というのは、生成言語学という言語学と、対になったような学問で、チョムスキーにより始まりました。チョムスキーは95歳で現在も活躍していますが、その革命的な理論「文法と構造」を発表した1955年には、28歳でした。それまでは言語学の...